元タレントの中居正広さんが女性とトラブルになった問題を受け、フジテレビが27日に開いた2度目の記者会見は、10時間23分の長時間にわたりました。記者会見をほぼすべて見たという専修大学の山田健太教授(言論法)は、メディアが多様化する時代に、ジャーナリズムが直面する課題を感じたといいます。どういうことでしょうか。
記者会見は10時間以上に
17日にあった最初の会見は、参加者を新聞・通信社でつくる「ラジオ・テレビ記者会」に限り、テレビはオブザーバー参加にとどまり、動画撮影や中継もできませんでした。メディアであるにもかかわらず、制限を設けたことが批判されました。今回は、女性のプライバシー保護のため、質疑応答は10分遅れで配信するよう求められましたが、参加資格は問われませんでした。
様々な人が独自の観点で質問をすることは、プラスにとらえるべきでしょう。ただ、課題も多かったと感じました。
そもそも記者会見とは、記者…